SSブログ

Chateauneuf du pape [モンペリエ]

「シャトーヌフ・ド・パプ」は南フランスのアヴィニョン近郊のワイン産地。
モンペリエから車で東に1時間半ほどのところにある小さな村。
ここから生産されるワイン(特に赤)は評価も高く、世界的にも人気がある。

034.jpg

ここは標高が比較的に低く、日照時間が長い。しかし、この地方独特の強い北風が
吹くため、ブドウの樹は低く剪定され、強風にも耐えられるように仕立てられている。
土壌は、大きな石ころが目立ち、日中に太陽の熱を蓄えて、夜間にその熱を放出し
保温の役割を果たし、また日中での水分などの蒸発を最小限に防ぐ。

「Chateau la nerthe」
シャトーヌフ・ド・パプのマルゴーと呼ばれるほど
この地域の中でもトップクラスのワイナリーです。

週末は基本的にワイナリーは閉まっていて
開いていたとしても、ブティックだけでカーブ(醸造所)は開いているところは少ない。
そんな中、ここは日曜にも関わらず開いていて、カーブも事前に頼めば見せてくれる。

007.jpg

016.jpg

見学さてもらった後に赤、白を数種類ずつ試飲した。

027.jpg

ここの産地特有のアルコールがしっかりしていて、
果実味豊かでスパイシーな香り。かといって口当たりは重くなくどこか繊細。

2006、7年の赤はちょっと寝かせたほうが良いかなと感じた。
今、抜栓しても充分いけそうに感じたのが2009年の赤。
近日、レストランに持って行く予定だったのでこの赤を購入。

帰りがけに寄ったのが近くにあるワインミュージアム。

この地方のワインの歴史、昔のワイン醸造機器などがかざられている。
045.jpg

ここに置いてあるワインが歪んだ形の超変形ボトル。
14世紀から伝わる「La Fiole Du Pape」。

IMG_1912.jpg

まるで熟成されているようにスプレーでわざわざ塗料を吹き付けてある。
このワインのおもしろいところが、ビンテージ(年)の記載がない。
というのは年が違うワインをブレンドしてあるからだ(シャンパンのように)。

車で1時間ちょっとかけてワインを買いに行ける贅沢。
改めてここにいる有り難さと恵まれた環境にいられる事に感謝。

横浜から静岡までお茶の葉を取りに行くようなもんですから…
nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 2

minako

本当に恵まれた環境ですよ!
あのゴロゴロした石にはそんな役割があったんですね。改めて勉強になりました!あの赤はもう一度飲みたい。
ところで日本ではイフンルエンザ二種類かかる人多かったみたいですよ。
体調に気をつけて試験頑張って下さいね^^
by minako (2012-03-01 22:13) 

taskbon

>Minako先生
はい!インフルはもうご勘弁です!
みなこさんも体に気をつけて、新天地でのご活躍をお祈りしております♪♪
by taskbon (2012-03-16 21:18) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。